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Magicians circle 

 

 

作者:羽賀 豊   イラスト:明海

●全体のあらすじ

 

――その世界では、魔術を使うことが当たり前となっていた。

 

雷山塚学園に通う三矢谷瞬一とその仲間達が繰り広げる

時にコミカルで、時にシリアスな物語。

世界に『魔術』理論が成立してから数十年が経過し、その創造主たる石塚源三郎によって

魔術を専攻する第一の学校、雷山塚学園が開設された。

その学園の高等部に通う三矢谷瞬一もまた、『魔術』を学ぶ生徒の一人である。

幼馴染の細川葵と、親友の宮澤晴信と共に、様々なメンバーを迎え入れ、

ある日を境に騒乱の日々に巻き込まれていくのであった……。

 

 

 

●作品について

 当作品は、全七巻に渡って長期執筆された現代学園ファンタジーです。『魔術』という概念が存在する、少し不思議な作品。その為に登場人物もかなり多く、文量もかなりたくさんあります。一冊辺りおよそ3~5万字。全体で約38万字程度。正直ここまで書いたことを、作者である羽賀本人もかなり驚いております。

 一見すると独立しているようにも見えるそれぞれのエピソードですが、何かしら関連性が用意されていたり、巻によっては新たな試みが為されていたりと、冊子そのものもなかなかに遊び心に溢れたものとなっています。また、イラスト担当である明海さんによる、作品を象徴する表紙達や、登場する人物達を描いた可愛いイラストもあり、かなりボリューム溢れる作品です。

 

●作品紹介

Magicians CircleⅠ -王女来日-

 

三矢谷瞬一は、ある日路地にて一人の少女と出会う。その日を境に、彼の物語は幕を開けることとなる……。

Magicians CircleⅡ -学校破り-

 

瞬一が入院していた時に学校を訪れた男子生徒と大和が対決する話と、瞬一が退院してから山登りをしに行く時に遭遇した事件の二本立て。

Magicians CircleⅢ   -水の国グレイブスタン-

 

ゴールデンウィークにグレイブスタン王国へ観光旅行しに行った瞬一達だったが、その国であるとんでもない事件に遭遇してしまう。

 

Magicians CicleⅣ -悪魔憑き-

 

一之瀬春香の兄である辰則によってある事件が仕組まれていた。同時期、何者かの犯行によって通り魔事件が発生していて……。

Magicians CircleⅥ -並行世界-

 

瞬一が目を覚ますと、見たこともない世界に迷い込んでいた。何かがおかしいと思いつつ行動していた彼は、自分の世界に戻ろうと決心し……。

Magicians CircleⅤ -闇と光-

 

これは真実を明かす物語。大和達の因縁の相手、『魔術』の秘密、そして源三郎の秘密。すべての真実が明かされた時、戦いの火ぶたが切って落とされる。

Magicians CircleⅦ -マジシャンズサークル-

 

『Magicians Circle』シリーズ最終巻。すべての因縁に決着をつける為に、それぞれ戦いの波に身を投じることとなる……。

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